卓球フロアマットの選び方|ITTF公認から自宅練習まで

卓球フロアマットの選び方|ITTF公認から自宅練習まで

卓球専用フロアマットは、何が違うのか

体育館の床でそのまま練習していると、長時間の練習後に足や膝が重く感じることがあります。硬い床は衝撃を受け止めてくれないため、その分が体に返ってくるからです。

卓球専用のPVCフロアマットは、この点が違います。ENLIOの卓球フロアマットは商品説明のとおり足腰の負担を軽減するつくりで、長時間の練習に向いています。あわせて滑りにくい仕様になっているため、細かいフットワークで踏み込んだときの安心感が違います。卓球は左右への小刻みな動きが多い競技なので、床の性格がそのままプレーのしやすさに直結します。

素材はPVC(塩化ビニル樹脂)です。はさみやカッターで簡単にカットできるため、部屋の形に合わせて調整しやすいのも扱いやすい点です。

厚さとサイズ ─ ITTF公認モデルと5.0mmモデル

当店で扱っているのは、幅1.8mのロールタイプです。長さは9m・12m・14mがあります。

  • 5.5mm(ITTF公認):国際卓球連盟(ITTF)公認の卓球専用フロアマットです。WTT チャンピオンズ横浜 2026、2024年パリオリンピック、WTT FINALS、WOMEN NAGOYA 2023といった国際大会でも使われているモデルです。
  • 5.0mm(ITTF公認無し):公認表示のないモデルです。公認が要件にならない用途であれば選択肢になります。

公認の有無は「大会で使えるか」に関わる要件です。大会での使用を前提にする場合は、主催者や競技規則の側の条件を必ずご確認ください。

卓球場に敷く場合と、自宅の一室に敷く場合

用途によって考えることが変わります。

卓球場・スポーツ教室などでは、複数列を並べて広い面をつくることになります。幅1.8mなので、2列で3.6m、3列で5.4mという計算です。列と列のあいだに必ず継ぎ目ができるので、この継ぎ目をどう処理するかが仕上がりを決めます(次章)。

自宅の一室に敷く場合も、考え方は同じです。部屋の短い辺を1.8mで割って必要な列数を出し、長さを部屋に合わせてカットします。1列で収まる幅であれば継ぎ目そのものが発生しないため、施工はぐっと簡単になります。卓球台1台分と、その周囲でどれだけ動くスペースを取るかを先に決めてから、必要な面積を出すのがおすすめです。

取り付け方法は3通り

商品説明に記載しているとおり、用途に応じて3つの方法があります。

  • 裏面のテープのみ(大会向け):設営と撤収を繰り返す用途向けです。原状回復が前提の会場でも扱いやすい方法です。
  • 一般フロアマット接着剤(卓球場向け):常設する場合の方法です。
  • 裏面テープ+継ぎ目の溶接(卓球場向け):常設で、継ぎ目まできれいに仕上げたい場合の方法です。

継ぎ目の溶接に必要な道具

複数列を並べたときの継ぎ目は、熱風溶接機と溶接ワイヤー(塩ビ溶接棒)で溶かしてつなぎます。ここをきちんと仕上げると、継ぎ目が目立たず、隙間にゴミや水分が入り込むこともありません。必要になるのは主に次のものです。

  • 熱風溶接機(溶接ガン)当店の1500Wタイプは温度40〜700℃、重量1.8kg、家庭用100V電源で使えます。ノズルやスパトラナイフ、溝切りカッターなどをまとめた17点セットもあります。なお、これらは「ライスター型」であってライスター製ではありません。
  • 溶接ワイヤー(塩ビ溶接棒)呼称4.0mm・シングル形状で、長さは約100mです。ブラック、レッド、ベージュ(木目)、ライトパープルを扱っています。マットの色に合わせて選ぶと継ぎ目が目立ちません。
  • 溝切りカッターとスパトラナイフ:溶接前に溝を切り、溶接後にはみ出したワイヤーを削り取るための道具です。

施工には条件があります。設置面の水平誤差は2mm/㎡以下、マットは施工場所に24時間以上置いて馴染ませること、施工室温は10〜30℃・湿度20〜75%、溶接温度は350〜600℃が目安です。溝の深さはマット厚さの約3分の2が目安になります。手順と道具の一覧はPVCフロアマット溶接施工についてにまとめていますので、着手前にご確認ください。

長尺シートの施工に慣れていない場合は、施工業者に依頼することをおすすめします。上記のページに提携施工業者も掲載しています。

大会で使用されたマットという選択肢

当店では、国際大会で実際に使用されたマットを特価で出すことがあります。たとえば「WTT チャンピオンズ横浜 2026」で約5日間使用されたITTF公認5.5mmモデルです。

中古品ですので、傷や汚れがあります。そのうえで、公認モデルと同じマットを抑えた価格で導入できるため、自宅の練習スペースや、見た目より実用を優先したい場所には現実的な選択肢になります。数量限定のため、在庫状況は商品ページでご確認ください。

よくある質問

自宅の部屋にも敷けますか?

敷けます。幅1.8mのロールをカットして使えるため、一室に合わせた寸法にできます。1列で収まる幅なら継ぎ目が出ないので、溶接なしでも仕上がります。

溶接をしないとだめですか?

いいえ。裏面テープのみ、接着剤のみという方法もあります。溶接は、常設で継ぎ目まできれいに仕上げたい場合の方法です。

溶接棒の色はマットと同じものを選ぶべきですか?

継ぎ目を目立たせたくない場合は、マットの色に近いものをお選びください。色は生産ロットによって微妙に異なる場合があります。

配送はどうなりますか?

大型商品のため、配達は1階玄関先までのお届けとなります。配達員は1名ですので、荷下ろしの際は3名以上でのお手伝いをお願いしております。

当店では、卓球用のフロアマットから、施工に使う熱風溶接機・溶接ワイヤーまでまとめて取り扱っています。必要な長さや施工方法でご不明な点があれば、購入前にお問い合わせください。

※本記事は一般的な情報をまとめたものです。適合・仕様・使用条件は、必ず各商品ページの記載および メーカーの公式情報をご確認ください。取り付け作業に不安がある場合は専門店へご相談ください。

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